Niagara, Niagara (1997) 邦題不明
2004年 09月 15日
カナダに近いアメリカの小さな町。物静かで孤独な少年セスは、万引きの最中に、やはり万引き中の少女マーシーと出会う。黒人のヘアスタイル人形が欲しいと主張するマーシー。2人は、セスの古い車に乗り、黒人人形を探しにトロントへ出かけることにするが……。
わたしは「ロード・ムービー」に弱いので、かなり贔屓の感想になってると思いますが、この映画、とっても気に入りました。
マーシーは、トウレット症候群です。この病気、日本にいたころは聞いたこともなかったのですが(チックはよく聞くけど)、こちらに来てから、結構耳にする病気です。英語だと、言ってはいけない言葉(F-wordとかC-wordとか)が多いせいか、この病気をコメディのネタにしているのも、よく見ます。
ともあれこの映画では、マーシーの病気はファム・ファタルというか、愛というかの暴力性を象徴するかのように使われています。恋愛関係で、「もう、わけ分からんけど、面倒みきれないけど、やっぱりこの人と一緒にいるしかない」みたいな瞬間ってあると思うんですが、自分のことをコントロールできないマーシーと、そんな彼女を決して捨てないセスの姿は切ないです。
この映画のタグラインは、“Love can’t be controlled.”うまいなあと思います。
ところで、この映画に出てくるカナダ人店員は、もろに「eh?」連発で笑います。アメリカ側は銃でいっぱい。
わたしは「ロード・ムービー」に弱いので、かなり贔屓の感想になってると思いますが、この映画、とっても気に入りました。
マーシーは、トウレット症候群です。この病気、日本にいたころは聞いたこともなかったのですが(チックはよく聞くけど)、こちらに来てから、結構耳にする病気です。英語だと、言ってはいけない言葉(F-wordとかC-wordとか)が多いせいか、この病気をコメディのネタにしているのも、よく見ます。
ともあれこの映画では、マーシーの病気はファム・ファタルというか、愛というかの暴力性を象徴するかのように使われています。恋愛関係で、「もう、わけ分からんけど、面倒みきれないけど、やっぱりこの人と一緒にいるしかない」みたいな瞬間ってあると思うんですが、自分のことをコントロールできないマーシーと、そんな彼女を決して捨てないセスの姿は切ないです。
この映画のタグラインは、“Love can’t be controlled.”うまいなあと思います。
ところで、この映画に出てくるカナダ人店員は、もろに「eh?」連発で笑います。アメリカ側は銃でいっぱい。
by Erika_Akane
| 2004-09-15 00:14
| 映画(ビデオ・DVD)