昨夜見た映画、今日読んだ本のレビュー。


by Erika_Akane

Something Dancing About Her (2005) 邦題不明

1904年生まれのカナダ人画家Pegi Nicolの短い生涯を、彼女の作品・手紙をまじえて綴るドキュメンタリー映画。

先の日曜日に美術館で上映されていたのを見ました。

保守的というか、たぶん当時としては普通の家に生まれたペギーが、当時としてはぶっとんだ(変わった服装、画家を目指す、『ユリシーズ』を愛読、ヌードを描く、30過ぎまで未婚…)進路をとった結果、母親と決裂、何人もの男性との実らない関係、中絶、貧困生活をたどり、おそらくは絵の具の有害物質のために癌で死んでしまうまでのタフな生活が、淡々と描かれています。

主役は彼女の作品で、特に水彩画や、ニューヨークに移ってからの「群像画」とでもいうべき作品の色彩が、非常にいきいきとしていて印象的でした。もう少し遅く生まれていたら、もっと楽に生きられただろうに…と思います。

それにしても、カナダ国内でもあまり知られていない画家の生涯を映画にするって、製作陣は勇敢。

Something Dancing About Her 公式ページ
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by Erika_Akane | 2005-02-16 05:33 | 映画(映画館)