昨夜見た映画、今日読んだ本のレビュー。


by Erika_Akane

Hannibal (2001) 邦題 ハンニバル

レクター博士の被害者である富豪(ゲーリー・オールドマン)は、博士への個人的復讐を計画していた。アメリカを脱出し、フィレンチェで静かに生きるレクター博士(アンソニー・ホプキンズ)であったが、レナルド刑事に正体を見破られてしまう。一方、レクター博士の行方と、富豪の病的な計画に気付いたクラリス(ジュリアン・ムーア)は、FBI捜査官としてのキャリア危機におかれながらも、博士が正しく裁かれるようにと尽力する……。

CBSで放送していたのを見ました。したがって、残虐シーンや過剰にoffensiveなシーンは適当にカットされていたと思います。

TVで見るとフラストレーションがたまる映画ですねえ。「レナルド刑事がレクター博士の手に!」「レクター博士が、富豪の手下たちの手に!」「クラリスがレクター博士の手に!」…というところでCM。で、大急いでトイレに走ったり、コップに水を汲んできたりと、緊迫感を半減させてしまうわたし。

あまりにも落ち着かなく見たので、映画の感想というよりは、思ったことを書きとめておきます。

レクター博士は、ヨーロッパが似合いますね。人を殺したり、食べたりさえしなければ、こういう教養ある初老の紳士ってタイプだったりするんですが…。

男社会の中で、ひたすら「正しいこと」をしようとキリキリ頑張り、それゆえに孤独なクラリスと、それを見守る余裕たっぷり、教養たっぷり、「悪」たっぷりのレクター博士。不思議で奇妙な、それでもそれなりに筋が通るような組み合わせ。

ちゃんと原作を読もうかなと思いました。トマス・ハリスは『羊たちの沈黙』も『レッド・ドラゴン』も、完成度が高いなあと感心させられたので。

ジュリアン・ムーアはかなり好きな女優なのですが、この人、ほんとに何でもやってしまいますね。女ケビン・ベーコンか。

レクター博士によって、顔をメチャメチャにされた富豪がゲーリー・オールドマンだったとは、全然気付きませんでした。(すごい顔になってますから)
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by Erika_Akane | 2004-05-10 00:42 | 映画(TV)