昨夜見た映画、今日読んだ本のレビュー。


by Erika_Akane

カテゴリ:映画(ビデオ・DVD)( 55 )

サンディ・ベイツ(ウッディ・アレン)は、過去のコメディ作品で成功した映画監督。しかし、ファンには「初期の頃の、笑えるのが好き」と言われ、プロデューサーたちにも、「前はもっと面白かった」と言われる日々……。

ウッディ・アレン映画は好きで、結構見ているほうなのですが、これは初めての眠くなった映画。

疲れていたせいもあったのかもしれないけれど……。宇宙人が出てきたところで目が覚めて笑いました。低レベルなわたし。

Stardust Memories imdb.com
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by Erika_Akane | 2005-03-09 05:37 | 映画(ビデオ・DVD)
伝統的なシーク派の生活を尊ぶ両親の意に添わないことは分かっているものの、ジェスは大好きなサッカーをやめることができないでいた。インド人の男の子たちと共にサッカーをするジェスだったが、ある日、地元の女子サッカーチームの少女ジュールスから勧誘を受け、チームに加わる。コーチのジョーにも才能を認められるジェス。しかし、姉の結婚が近づくにつれて、ジェスにサッカーを止めさせようという圧力が強まっていく……。

基本的に純情で正直なのに、何をするのも非常にタイミングが悪いジェス(まずい時にまずい所をまずい人に見られるというパターン)を応援せずにはいられません。『ボリウッド・ハリウッド』よりも、ストーリー的に引き込まれる感じ。

ただ、納得のいかないのが、コーチのジョー。誰も言っていないようなので気がひけますが、走り方も手のたたき方も、「ゲイ」じゃありませんか、この人?サッカーのコーチになんか全然見えません!(って、サッカーのコーチがどんな風に見えるのか分からないけど)ジェスとキスするところでは、女の子より先に目を閉じてるし……ベッカム似の細目が欲しかったんだろうと思うのですが、「体育系の女の子2人が夢中になるタイプ」という説得力がなかったような――他はよかったので、それが気になってしかたがありませんでした。(個人的にタイプでないというだけの話かもしれません…)

それにしても、イスラム(Touch of Pink)、ヒンドゥ(Bollywood / Hollywood)、シーク派(『ベッカムに恋して』)と、インド系は宗教的に多彩。

Bend It Like Beckham  imdb.com
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by Erika_Akane | 2005-02-19 06:12 | 映画(ビデオ・DVD)
トロントで暮らす、金持ちのヒンデゥ・インド人青年Rahulは、カナダのブリットニー・スペアーズと称される白人女性キンバリーと交際していたが、キンバリーが事故死。母と祖母からインド人の結婚相手を見つけるように強制されたRahulは、バーで出会ったエスコート・サービスの女性スーと、婚約者のふりをするという契約を結ぶ……。

日本にいた頃、映画ファンの間で一時期「インド映画」が流行ったのを覚えています。「ボリウッド映画」とも称される、ミュージカル仕立て+メロドラマチックな恋愛映画。そのパターンを使ったカナダ産映画です。

いきなり歌と踊りは始まるわ、ファンタジー場面になるわ、幽霊はでてくるわ……、映画館で、たくさんの人(特にトロントの映画愛好者たち)と一緒にみたら、とっても楽しかっただろうなと思わずにはいられませんでした。

トロントのウォーター・フロント周辺多出です。ドラッグ・クイーンの中に「エンザ・ザ・スーパーモデル」(ものすごく地元ネタですみません…)がいた!と思ったのはわたしだけ??

写真のでているサイトにリンクをはっておきます。

www.haro-online Bollywood / Hollywood

imdb.com Bollywood / Hollywood
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by Erika_Akane | 2005-02-16 04:43 | 映画(ビデオ・DVD)
「ベスト・イン・ショー」(一等)を狙って、メイフラワー・ケンネルクラブ・ドッグショーへ出場する飼い主と犬たちを追う、ドキュメンタリー風コメディ。

左足が2つある男と、むやみに男たちから「覚えてる?」と声をかけられる妻。精神分析医(心理カウンセラー?)に通う、神経質な若いヤッピー夫婦。ゲイ男性カップル、非常に高齢の男性と仮面夫婦している、セクシーな若い女性……などなど、一風変わった飼い主たちの描写が、「いかにも!」という感じで笑えます。(皮肉系)

ショーが始まってからの、中継をする男性のコメントも爆笑。

ちょっと探しただけでは、日本で公開されたかどうか分かりませんでした。(なんとなく、日本公開になる映画を選ぶ人々の趣味に合っていそうな気がするので、公開になっているのではないかと思うのですが…)邦題を知っている方は、どうぞお知らせください。

神経質なヤッピー夫婦の犬は、やはり神経質な犬になってしまい、とっても可哀相なのでした。ああいう親(と子供)っているような気がします。

Best in Show 公式ページ

Best in Show imdb.com
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by Erika_Akane | 2005-02-12 06:32 | 映画(ビデオ・DVD)
詐欺師として、若手のフランクと共に働くロイ(ニコラス・ケイジ)は、神経症的な潔癖症であった。大金を貯めながらも個人的な人間関係のない生活をするロイ。ある日、フランクに紹介された精神科医に、過去の人間関係でひっかかるものを問われたロイは、14歳になる娘がいるかもしれないと打ち明ける。その娘、アンジェラと会った時から、ロイの生活は大転換をとげる……。

ネタバレ注意!!!



久しぶりに、すっきりとだまされました。こういう展開になるとは、思いもつかなかったです。(ただし、「逆転があるぞあるぞ」と思って見ると、最初から分かってしまうそうな……)

ロイ(に限らず…)人の弱いところを突くのは、「騙し」の基本とロイも娘に講義していますが、こういう弱点をつくとは……。5秒ほど、非常に胸が痛みましたが、なんとなくいい感じに終わっているので、後味は良いです。

ロイとアンジェラの父娘関係は、まさに幻であるし、残酷でもあるわけですが、最後に、お互い「楽しかったよね」と言い交わすように、どこか心温まるものがあるのでした。

Matchstick Men 公式サイト

マッチスティック・メン 日本語公式サイト

Matchstick Men  imdb.com
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by Erika_Akane | 2005-01-25 04:15 | 映画(ビデオ・DVD)
金が底をつき、車を取り上げられそうになった、売れないシナリオ・ライターのジョー(ウィリアム・ホールデン)は、追跡をかわそうとするうちに、不思議な大邸宅に転がり込む。そこには、サイレント映画時代の大スター、ノーマ(グロリア・スワンソン)が、自分だけの世界に生きていた……。

死んだ主人公が、時にジョークなどを交えながら死に至るまでの6ヶ月を語ります。ブラックユーモアに満ちていますが、それだけではない映画。1950年作ですが、古さが全然感じられませんでした。

ノーマの住んでいる世界、マイケル・ジャクソン(ファンの方、ごめんなさい!)なんかも、こんなふうに暮らしているんじゃないかしら、と思わずにはいられません。
それをいうなら、「売れないシナリオ・ライター」も、今も昔も変わりなく、同じような悩みと願望を抱えていると思われますし…。

ぶっとんでいながらも、真実味のあるキャラクターが揃っている中で、特にすさまじいのが、執事(?)のマックス。ノーマに対して異様に忠実なマックスの正体には愕然!!ノーマ以上に鬼気迫るものがありません?

ラスト・シーンの盛り上がりぶりも凄まじいです。『ジェーンに何が起こったか?』に、似ていなくもないんですが、こっちのほうが先なんですねえ。これはすごい。

Sunset Boulevard  imdb.com
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by Erika_Akane | 2005-01-24 02:19 | 映画(ビデオ・DVD)
軽犯罪によって暮らしているミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、ある日、警官を殺してしまう。ミシェルはパリに逃げ、ジャーナリスト志願のアメリカ人パトリシア(ジーン・セバーグ)の元に転がり込むが、警察の手は着々と迫ってくる……。フランス語、英語字幕。原題はA bout de souffle。

ずーっと前に、一度、日本語字幕で見た覚えがあります。その時と、ものすごく印象が変わってびっくり!

前に観た時は、まだ映画をそんなに見ていなかったし、日本に住んでいたし、「あ、そう」みたいな感じだったのですが、今回は、この映画の独特さとか、遊び心とかに感心。ジーン・セバーグの可愛らしさにも、前は気付かなかったような……(一体、何を見ていたのか?)

あと、この映画の感触って、北野映画に似ているような(というか、北野映画が似ているのでしょうね)気がしました。

警官がパトリシアに伝えるミシェルの最後の言葉、英語字幕だと、little bitchなんですが、日本語字幕では何だったのだろうと気になりました。(もしかして、「勝手にしやがれ」?)ただ、この英語字幕、フランス語と結構違うところがあるようです……原語で分かると一番いいのでしょうねえ。

Breathless imdb.com
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by Erika_Akane | 2005-01-21 23:32 | 映画(ビデオ・DVD)
昔風のやり方のオーナー(アレック・ボールドウィン)のカジノで、「クーラー」として働く、疫病神のような不運男バーニー(ウィリアム・H・マーシー)。しかし、カクテル・ウェイトレスのナタリーと愛し合うようになった時、彼の不運を呼ぶ力に異変が起こる……。

クーラーというのは、勝ち続けているプレーヤーがいるテーブルへ行って、その勝ち運を止めるというカジノの特殊な職業。映画の中では、わーっと湧いているテーブルのところへバーニーが行くと、勝ち運がたちまち負け運に変わって、「あーあ」とテーブルが沈みます。本当にそういう職業があったのかどうか分かりませんが、何となく「そういうのって、ありそうだよな~」と思えるお仕事。

映画館でみた予告編とビデオの箱のプロットラインから、コメディと勘違いしていましたが、かなりヘビーです。バーニーの徹底したLoserぶりを見ているだけでも落ち込むのに、バーニーと恋に落ちるナタリーも、不幸な過去を背負う女。さらに、アレック・ボールドウィンが演じるオーナーの残酷さがほんとに恐ろしい!

笑える部分もあるし、結末は『リービング・ラスベガス』より、ずっと救いがありますが、それでも途中、息がつまりそうに不幸でバイオレントなのでした。

The Cooler 公式サイト

The Cooler imdb.com
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by Erika_Akane | 2005-01-08 01:50 | 映画(ビデオ・DVD)
恋人も、特に親しい友達もいないクロエは、休暇に出かけるにあたり、愛猫のグリグリを猫好きの独居老婦人マダム・ルネに預かってもらう。ところが、休暇から帰るとグリグリは姿を消していた。マダム・ルネのネットワークに助けられながら、クロエは猫を探し出そうとする……。

原題はChacun cherche son chat。フランス語、英語字幕。

とっても淡々とした映画で、こてこての『オペラ座の怪人』と比べると、ワカメの酢の物みたいな感じです。どちらも一応パリが舞台なんだけど。

クロエが、頑張ってやる気を出してバーに行った夜の災難ぶりが、いかにもありそう!!なのでした。ゲイの同居人に、「どうして、わたしはこんなに一人ぼっちなのかしら?」と問いかけるところでは、思わず涙。

これ、「犬が行方不明」だと、全然違うことになりそうですねえ。そもそも、犬を飼っている人々は、犬を通じて近所の人々とすでに親しくなっていませんか?(小犬をナンパの道具にする男性も多し!)猫を飼う人々は、その辺の温度がちょっと違うような気がしますが(わたしも猫派です。犬も好きだけど)、そうした微妙さがよく出ていたように思います。

When the Cat's Away 公式サイト

When the Cat's Away imdb.com
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by Erika_Akane | 2004-12-30 03:44 | 映画(ビデオ・DVD)
不在がちで大法螺ばかりふいていた父エドワードとは不仲で、長い間口もきかなかったウィルであったが、父が死の床についた時、「嘘」と決め付けていた父の話が、「真相」と関係しており、父には父の意図があったらしいことに気付き始める……。

「意図」というのも変ですが、ほら話もいいじゃないか、という感じになったというところでしょうか。

わたしは、万が一孫でもいたら、自分の人生についてはほら話に徹するつもりなので(というか、この手の親戚って、一人や二人いません?)このお父さんは、とても参考になりました。「ほら話」を忠実に映像化していて面白かったです。

かなり期待してみてしまったので、予想したより小粒だったなあ……という感想になってしまったのですが、エンディングがとっても素敵でした。

ビッグ・フィッシュ 公式ページ

Big Fish  sonypictures.com

Big Fish  imdb.com
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by Erika_Akane | 2004-12-07 01:52 | 映画(ビデオ・DVD)