昨夜見た映画、今日読んだ本のレビュー。


by Erika_Akane

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ジュリアード進学を目指すバレリーナ志望のサラ(ジュリア・スタイルズ)であったが、オーディションに失敗すると同時に、母親を交通事故で亡くす。長い間、会ったこともなかった父に引き取られたサラは、在学生のほとんどが黒人というシカゴの高校に通い始める。新しい友人たち、ヒップホップ・ミュージック、新しいボーイフレンド、デレク……。厳しい環境に揉まれながら、サラは母の死に対する罪悪感に折り合いをつけ、再びバレエへの道を歩みだす。

大人のためのティーン映画とでもいいましょうか。(そんなものに対する需要があるのかどうかは別として)

サラが転入する高校、わたしがサラだったら、かなり怖気づきます。北米の大きな都市には、「タフな界隈」が必ずあると思うんですが、正にそういうご近所です。マイケル・ムーアに怒られそうだけど、周りが真っ黒のところにいきなり放り込まれるとなると、やっぱり緊張します。この映画でも正にそうなのですが、若者ギャングの撃ち合いって、結構あるし。

やばい状況でも、めちゃめちゃ落ち着き払っているジュリア・スタイルズが恰好いいというか、とってもクール。

ところが、この冷静沈着な子が、どういうわけかオーデションにおいては、ママや恋人の存在がないとコケてしまうという設定に無理がありません?

ともあれ、定番の道を踏みながらも、ところどころに非常に鋭い台詞があり、(デレクの妹がサラに対して言う「少しまともな黒人男は、あんたのような白人の女にとられて、薬物中毒者や妊娠させておいて責任を持たない男とかだけが、あたしたちに残される…」みたいな言葉)感心させられました。
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by Erika_Akane | 2004-05-31 21:09 | 映画(ビデオ・DVD)

Troy (2004) 邦題 トロイ

BC1193年。トロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)は、訪問中のスパルタ国王妃ヘレンと恋に落ちる。情熱のままに人妻ヘレンをトロイに連れ帰ったパリスであったが、スパルタをはじめとするギリシア軍は、ヘレンの奪回を口実にトロイとの戦争を開始する…。

ホメロスの『イリアッド』にインスパイアされて作られた映画です。高校の時に読もうとしたのですが、あまりのつまらなさに断念した数少ない本の一つです。読んだ人によると、『オデッセイ』のほうが断然面白いとか。

映画のほうは、途中で嫌になるほど退屈ではありませんが、長いです。ギリシアの英雄アキレス役のブラッド・ピットファンにはおすすめ。この人、これで40歳とは信じられません。

美女をめぐる戦争の話が原点であるわりには、(この映画では、ヘレンについては、戦争をするためのいいわけだった、という描きかたになっています)なんだか「ゲイ!」な映画だと思ってしまいました。三島由紀夫が生きていたら絶賛するかな。

筋肉隆々の美青年達がギリシアのコスチュームで跳ね回っている、というだけでも妖しさいっぱいですが、スクリーン上の役者間のケミストリーが……。

アキレス+アキレスのいとこ(男) > アキレス+ペルセウス(巫女)
パリス王子+へクター王子 > パリス王子+ヘレン

特に、アキレスと彼のいとこのじゃれ合いは、ビリビリしたものがあります。めちゃめちゃ仲のいい設定なのだから、演技が素晴らしいということなのかもしれませんが。

有名なトロイの木馬ですが、なんか安易ではありません?どうしてまた、へんてこで、馬鹿でかい木馬を城壁の中まで持って帰ろうなんて思ってしまうわけ?ついでに、12時間ぐらい待ち時間があったと思われる木馬の中の兵士たちは、大丈夫だったのでしょうか。誰かが猛烈に臭いおならでもしたら…。

良識的なヘクター王子が素敵でした。
Troy 公式サイト
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by Erika_Akane | 2004-05-29 07:13 | 映画(映画館)
愛する母が死の過程にある少年ジュリアンと、貧しいポーランド移民の少女ソフィーは、「~する勇気があるか?」と互いの度胸を試すゲームによって親しくなる。学校、結婚式、葬式……子供たちのゲームは周囲の人々を激昂させる。成長し、ゲームの結果が子供時代より深刻な事態を引き起こすようになっても、二人はゲームを辞めることが出来ない……。フランス語、英語字幕。

以下、ネタバレ注意。




エンディングというか、最後から2番目のシーンがぶったまげでした。ハリウッド映画では、絶対に有り得ない結末!ソフィーとジュリアンは、現代フレンチ版キャサリン&ヒースクリフというところでしょうか。『失楽園』(見ても読んでもないけど)的究極の愛??

前半の子供時代~若者時代のゲームのおかしさ(かなり笑います。小学校で「Bで始まる名詞を言いなさい」と言われて、Bで始まる卑猥語を羅列するところとか)が、どんどん倒錯したほうへ行き、最後は愕然として終わりました。

フランスでナンバー1ヒットになった映画という売り込みだったのですが、こういう映画が#1になるって、やっぱりフランスという国は違うわ~と、いたく感心。

映像的に『アメリ』を連想させますが、中身は全然違います。(個人的に『アメリ』は大好きでした)『アメリ』は、日本人受けしそうな雰囲気が濃厚でしたが、Love me ~は日本でもアメリカでもヒットするとは思えないです。別に、この映画が嫌いというわけではないのだけど。結構衝撃をうけました。しばらくの間は、この映画について考えこみそう。

上映後は拍手がありました。観客のうち三分の一くらいはフランス語話者だったと思います。フランス語原題は「子供たちのゲーム」というところ。

Love me if you dare 公式サイト
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by Erika_Akane | 2004-05-27 21:46 | 映画(映画館)

30-million宝くじ長者続報

謎の$30-million宝くじ当選者

ロング・ウィーケンド中に、この人のその後が新聞に出ていました。
裁判所が彼の財産のうち15-millionを凍結させたそうです。

前に妻1号、2号と書きましたが、これは2号、3号へ繰り下げとしなければなりません。2号、3号の前、かなり若いときにも一度結婚していたそうです。(この妻1号は、宝くじによる財産には関係してこないでしょう)

2号については、子供がいるので月々送る養育費の額を変更しなければならないのではないかと思われます。これまでに滞納していたこともあったみたいだし。

3号は彼からの連絡が途絶えたため、「彼を信じている」という健気な態度を捨て、全面戦争に乗り出すようです。3号と長者どのの結婚生活は、一度も一緒に住まなかったものの、セックスは盛んという、奇妙なものであったそうです。長者が宝くじに当選した時点に、二人が法的に結婚していたと認められると、30-millionのうちの半分は彼女のものなので、決死の戦いになるでしょう。
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by Erika_Akane | 2004-05-26 21:51 | 雑感
を読んでいます。TVで同名映画を放送していたのに誘発されてという、安易な動機から。

まとまった時間をみつけることができれば、ぐいぐい引き込まれるのですが、なにしろ486ページ。(現在208ページ。少し前に、イタリア人刑事Rinaldo Pazziがレクター博士に吊るされてしまいました…)図書館の貸し出し期間内(三週間)に読み終えることが出来るのか?

トーマス・ハリスは、『レッドドラゴン』と『羊たちの沈黙』を、翻訳で読んだことがあります。でも、ずっと昔のことなので、クラリスのルームメイトや、上司クロフォードなどの登場人物たちのことは忘れてました。

英語でミステリーを読む難点は、語彙の特殊性でしょうか。警察・法廷マニア
や関係者なら、普段からそういう言葉に親しんでいるのでしょうが…。fatigue
に「作業着、戦闘服」という意味もあるなんて知らなかったです。
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by Erika_Akane | 2004-05-26 00:29 | 洋書

ROM Friday Nights Japanese Music

5月21日(金)のことなのですが、ロイヤル・オンタリオ・ミュージーアムのFriday Nightsに行ってきました。

普段は結構な入館料をとるROMなのですが、金曜日の午後4時半から9時半までは入館無料になります。ついでに、館内の一角または一室で無料コンサートも行われます。

コンサートは毎回違うテーマとバンド/演奏者で、21日はRon Korb とその仲間たちによるJapanese Musicでした。

うーん…個人的にいうと、あんまり趣味ではありませんでした。
琴や三味線やら本物の和楽器を使っていて、ほほうと思うんですが、そこにベースやドラムスが入ってドンシャカやるんですね。こちらのモールのフードコートで食べる「Teriyaki」みたいな感じというか…。

無料コンサートは、地下鉄の音が聞こえたり、子供が走り回っていたりして、いかにも無料だぜ!なので、本格的音楽ファンにはおすすめしませんが、お金のない暇人にはもってこいのイベントです。
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by Erika_Akane | 2004-05-25 02:52 | 展覧会・イベント

Victoria Day

5月24日(月)は、ビクトリア・デイで休日です。つまり、土・日・月と休みになるロング・ウィーケンドです。こういう時は、金曜日も早めに帰る人が多いし、金曜日は自分の休日をつかって休み、四連休にしてしまう人もいます。

外でくつろげるような気候になってから最初のロング・ウィーケンドということで、湖畔のコテージへ脱出してゆったりと過ごす人たちも多数います。

わたしは、コテージという身分じゃないので、ダウンタウンでうだうだしているうちに終わってしまうのでしょうが、ビクトリア・デイ・ウィーケンドは「夏が始まった」という気分にしてくれて、なんかこうリラックス出来るんですね。

夏と冬ではまるで違う国です、カナダ。
Victoria Day
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by Erika_Akane | 2004-05-21 21:16 | カナダ生活

Queer Eye for the Straight Guy

という番組が好きで、日曜日に放送していた頃は毎回見ていました。

5人のゲイ・ガイたちが、ストレート・ガイのメイク・オーバーをするという番組です。

Queer Eye for the Straight Guy

Fab Fiveと呼ばれる5人組は、ファッション、カルチャー、グルメ、室内装飾、グルーミングの専門家で、(大抵むさくるしい)ストレートの男性の、服装から部屋の中の整理整頓まで指導してくれます。

「人間の醜さ」がむき出しになってしまうことが多いリアリティー・ショーの中で、わりあい前向きで、見た後に「よかったね」と思えるので、ついつい見てしまうのでした。(ストレート男性たちのすさまじい部屋の中の様子も、何だか怖いもの見たさで…ゲイ・ガイたちの辛辣なコメント((特にファッション専門のカーソン))も可笑しいし。)

この番組、どうやら英国進出するようです。そのまま英国で流すのではなく、英国版のFab Five+ダックスフント(米版は犬抜き)を結成して、番組を作るそうです。

英国発祥で米版が出来るというケースが多いような気がしていたので(ミリオナー、アメリカン・アイドルなど)Queer Eye~がどんなふうに出るか楽しみです。(情報源がStar!のニュースという怪しさではりますが)
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by Erika_Akane | 2004-05-20 21:55 | 雑感

髪の色

日本人としての黒髪。

わたしが日本を出た頃は、まだまだみんな黒髪で、茶色は「不良」とか呼ばれていた時代だったので(田舎の出身なので「いつの時代か」とか深く悩まないでください)、最近こちらに来た日本人の髪がそろって茶色なのを見ると、びっくりしています。

茶色くらいだと似合っている人も多いので良いのですが、金髪のお姉さんのふり返った顔が東洋人だったりすると、かなりギョッとします。

わたし自身は面倒くさいことが苦手なので、一度も染めたことがありません。黒のままです。

ただ、年をとって白髪になった時に、どうすればいいのか結構悩みます。白人のために売っている「黒」って、なんだかブルーブラックという感じで不自然なのです。(ゴス・キッドのイメージ)

もう少しまともな黒ってあるのかな?やっぱり茶色っぽいのに染めるしかないのかしら。
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by Erika_Akane | 2004-05-19 21:43 | 雑感

コンドームの名前

ドラッグストァで、コンドームの棚を観察していたのですが(←なぜ、そんなものを観察するのか、わたし)すごい名前の箱をみつけて、おかしさのあまり床にくずおれそうになりました。

マグナム

特殊な形によって、「彼女の敏感な部分を刺激し」、「彼女に最大の悦びを与える」コンドームなそうなのですが、ネーミング的には男性側を鼓舞しているところが偉い。

マグナム。わたしが男だったら、ものすごくやる気が出ると思う。
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by Erika_Akane | 2004-05-19 02:43 | 雑感