昨夜見た映画、今日読んだ本のレビュー。


by Erika_Akane

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食べ物ブログ

何杯でもごはんが進むおかずは?

(コンピュータの前に座って食事することはほとんどありませんが)

わたしは料理が駄目です。しないわけではないのですが(外食より安くてすむので)、頑張ることは絶対にありません!

おいしいものを食べるのは好きなのですが、一生懸命作ってまで食べようとは思いません。

せっかく作ったものが、あっという間になくなっちゃうのって、むなしい気がするのです。(出来たら崩してしまう、チベット仏教徒の砂絵曼荼羅は偉すぎ!!)必要最低限のみ。単なる怠け者。

しかし、硬くなったパンなどをかじっていると、さすがに悲惨な気がするので、
つれづれロンドン
うちの食卓 Non solo italiano
などの華麗なお料理写真を眺めて、我が心を慰めます。(ますます、みじめったらしいでしょうか…)
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by Erika_Akane | 2004-06-30 21:51 | 雑感

総選挙

だったのです、昨日。

カナダの政治は好きなので、いろいろ書きたいこともあるのですが、背景説明が面倒くさいので止めておきます。

今回の選挙で、一番不思議だったのは、選挙前の世論調査による予測と、実際の選挙の結果が、かなり違っていたことです。(事前調査では自由党は臨死体験をしたのでした)


ところで、連邦選挙でびっくりしたのは、投票所のほのぼのぶり。

ぼんやりと記憶にある日本の投票所は、ガードマンみたいのが立っていて、投票箱は銀色のスチール製で…と、ものものしい雰囲気だったような気がします。(子供の頃、親について行った時の記憶なので間違っているかも)

カナダは、投票箱やら仕切りの壁やらが、なんとダンボール製!!児童会選挙じゃないんだから。
護衛・守衛のたぐいも特に立っていないし。
平和な、良い国だなあとしみじみ思いました。
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by Erika_Akane | 2004-06-30 02:31 | カナダ生活
「恋人までの距離(ディスタンス)」(Before Sunrise)の続きなそうです。(わたしは前編の『恋人までの距離』を見ておりません)

ジェシー(イーサン・ホーク)は、9年前に一夜を共にしたセリーヌ(ジュリー・デルピー)との思い出を小説に書く。その本はベストセラーとなり、ジェシーはパリへプロモーション・ツアーに行く。ツアーも終わりに近づいた時、セリーヌが彼に会いに来る。ジェシーの飛行機出発までの数時間、二人はパリの中を歩きながら話し続ける……。

ジュリー・デルピーが、とっても魅力的。こんなに会話が上手な人々って、うらやましいです。

とにかくひたすら話し続けます。で、今は結婚して子供もいるジェシーの結婚生活が、幸せではないことが分かってきます。セリーヌも、恋愛面において幸せではない。そして、お互いに、あの一夜(一日?)を輝かしい思い出として大切にしていることが分かっていきます。

でも……もし、この二人が一夜を共にした勢いで結婚したとか、一緒に暮らしていたら、幸せになったかというと、そうでもないような気がします。

幸せな結婚生活って、何かもっとタフで強硬な意志が必要で、ただロマンチックにはしていられないものだと思うんですが。

この再会の結末がどうなったかというと………クレジットが始まった時に、観客(中高年のおばさまが多かったのはどういうこと?)が揃って、「オー・マイ・ゴッド」と溜息をついていました。(そこで終わっちゃうの?!という意味で)

大爆発とか、大景観とか、華麗な舞台セットとかはありません。(セックス・シーンもありません)ビデオで見てもいい感じ。試写会だったので、「せっかく映画館に観に来たのに…」とかいう文句はいいませんが。
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by Erika_Akane | 2004-06-29 22:20 | 映画(映画館)

Pap smear

って、まず学校では習わない英語だと思いますが、女性には大事な言葉かも。

オンタリオ州では、年に一度、健康診断を無料で受けることが出来ます。血液検査、尿検査、血圧など一通り。20歳以上の(というか、セックスをするようになった)女性は、この時に子宮検診もするように勧められます。

これがPap smear。

日本で子宮検診をしたことがないので、同じものかどうかよく分からないのですが、触診、プラスチックのチューブを挿入して、組織を採るなどといったことが行われます。

横たわっている診療台から見える天井には、"If Mr.Right refuses to wear a condom, he is WRONG."というポスターが貼ってあります。

わたしのファミリー・ドクターは年配ヨーロピアンの女性。Pap smearの最中には、いつも「今年の夏休みはどこに行くの?」という話をします。(毎年、サマー・ベケーションが近づいてきた頃に行くからなのか…)これ、なんかシュール。というか、かなりシュール。

異物感は当然ながら、結構痛かったりもするのですが、やっぱり会話に参加しなければ…と頑張っちゃったり。

寝てるだけといえばそうなのですが、かなり疲れました。お医者さんのほうは、もっと疲れるのでしょうねえ。
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by Erika_Akane | 2004-06-29 00:53 | 英語
東京にある大きな貿易会社ユミモトに働くことになった、ベルギー人のアメリー。日本で生まれて幼年時代を過ごし、日本語も話せる彼女は、憧れの日本で働くことに大きな希望を抱いていた。しかし、彼女は、崇拝する美人上司の森吹雪にいじめられる羽目になる……。

原作はフランス語。日本語訳では、『畏れ慄いて』( アメリー ノートン著)という題で出ているようです。わたしが読んだのは、Adriana Hunter訳の英訳です。

これ、「会社」の人々の言い分も、アメリーの言い分も、どちらも分かるような気がして(どちらも分かってないのかもしれないけど)非常に気がもめました。

アメリーの日本文化認識に納得できなかったり、日本語能力に疑問を抱いたりするところはあるとしても、「そういうところあるわよねえ」という、日本社会のおかしな点も多数。嫁と姑の間に立つ男の気持ちって、こんなものかしら。

でも、後半は一方的にアメリーに共感してしまいましたよ。(日本で堅気の仕事らしい仕事をしたことがないもので……わたしは、日本で社会人として生きる前に出ちゃったので、いろんな常識に欠けてるはずです)いくらなんでも、便所掃除係にするなんてひどいです。わたしは辞めちゃうと思う。(日本人でも辞める時は辞めるわよ!)森吹雪は陰険なサディスト!!

この経験を書いた本が大当たりした時には、さぞかしスカッとしたでしょうねえ……。本全般に、強烈に皮肉な笑いがきいてました。

Fear and Trembling Amazon.com
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by Erika_Akane | 2004-06-26 10:09 | 洋書
1910年後半から20年代ぐらいのパリ。作詞・作曲家のコール・ポーター(ケビン・クライン)は、バツいちの美しい女性リンダ(アシュレー・ジャッド)と知り合う。ゲイのコールであったが(リンダ承知のもと)二人は結婚し、長い結婚生活へと乗り出していく……コール・ポーターの生涯を彼の音楽でつづったミュージカル。

これ、すごいです。上映後は気持ちよく拍手が起こり、Awesomeと大声で言っていた男性までいました。大人のデート映画!いい雰囲気になること間違いなし。

数々の困難を抱えながらも(なんたって、夫がゲイなんですから、ある意味仮面夫婦)コールとリンダの間には、深い愛情が育ち、共に老いていくのです。最後まで愛し合うのです。しかも、それが華麗な音楽と衣装(素敵なの。ほんとに)と家具に彩られているのです!昔の車とか劇場とかも素敵。

よくよく考えてみると、どうしてリンダがコールのことをそれほどまで愛したのか分からないのですが(最初の結婚がよほど悪かったのか?)、そんなことどうでもいいのです。

アラニス・モリセット、シェリル・クロウ、ダイアナ・クラールなどなど、豪華歌手勢が、20年代~40年代の衣装に身を包まれて歌います。コール・ポーターって、こんなにいろいろと作っていたのですね。

De-Lovely 公式サイト
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by Erika_Akane | 2004-06-25 20:22 | 映画(映画館)
週間朝日に連載されたコラム『退屈な読書』(1998.5.1~2001.12.29)を補筆、単行本化したものだそうです。

楽しく読みました。そして、とっても羨ましかったです。

こういう知識人がいて、いろんなものを読んでくれて(AVまで見てくれて)、いろいろなことを、分かりやすく紹介してくれる環境が羨ましかったのです。で、気になる本があったら、ささっと図書館に行くなり、本屋に行くなりして入手でき、それを読むことが出来るのって、いいですよね。

こっちにも、そういう知識人がいて、やはり分かりやすく紹介してくれていたりするのかもしれないのですが、なんといっても、英語は読むのに時間がかかるので、そうそう身軽に動き回れません。書評を読むこと自体だって、延々と時間がかかってしまうのですもの。英語本がいっぱいつまった図書館や本屋に行くと、本当に、深い森の中に立っているような気がします。

ちょっと検索したら、この本の中で取り上げられている書名一覧をまとめている人がいました。(偉い!)リンクはっておきます。
『もっとも危険な読書』で取り上げられている本一覧
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by Erika_Akane | 2004-06-24 21:29 | 和書

Were the Italians jobbed?

今朝の新聞の見出しの一つです。

もちろん、
・昨日のデンマークVSスェーデンが2-2になったため、
・イタリアが敗退となり、
・イタリア人が北欧勢陰謀説を唱えていることを
・ジョークっぽく取り上げている
わけです。

jobにはいろんな意味があるわけですが、使い方の一例が、とってもよく飲み込めました。

昨晩のリトル・イタリーは、なんだかしょぼくれていました。ちょっと可哀相でした。
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by Erika_Akane | 2004-06-23 21:21 | 英語

ユーロカップって

カナダには関係ないはずなんですが(サッカー弱いし)、結構、真剣に観戦されています。

カナダは移民の国で、しかも自国の文化をそのまま背負っていてよいことになっているので、(アメリカは、全員アメリカ人化する「るつぼ」ですが、カナダは、みんなそのままでいてよい「モザイク」ということになっています。一応)本国やら、祖先・両親が出身の国やらへの愛着をおおいに示します。

ユーロカップに関係したところでは、リトル・イタリー、リトル・ポルトギー、グリーク・タウンなどが、メジャーでしょうか。バーに集まって試合を見、勝ったら大騒ぎ。(ワールド・カップの時は、コリアン・タウンが凄いことになってました)

イングランドの旗を翻しながら走る車とか、リトル・イタリーに乗り込んで観戦するスェーデン人グループとか、特に何もしないフランス人たちとか、その他の国々も頑張っています。

たぶん、本国の人々は何も知らないと思うのですが、遠い所でも、勝手に盛り上がっています。

オリンピックも、カナダが駄目だったら自分の関係国を応援するという具合(あるいは、その逆)になるのでしょう。
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by Erika_Akane | 2004-06-22 21:45 | カナダ生活

Curb Your Enthusiasm

が、普通のケーブルに帰ってきました。(HBOでは、ずっと放送されていたらしいのですが、スペシャル・ケーブルをとっていないもので…)

現役のSitcom(なのかしら?)の中では、一番好きな番組です。

主人公のラリー・デイビッドは、『サインフェルド』の共同プロデューサーだった人です。(『サインフェルド』では、チビでデブでハゲでケチで自分勝手で嘘つきで怠け者で食いしん坊でどうしようもない男でありつつも、その論理展開には共感せずにいられない、ジョージのキャラクターが、ラリー・デイビッドの人柄を反映していると言われています)

Curb Your Enthusiasm は、『サインフェルド』で大成功をおさめたラリー・デイビッドが、LAで悠々自適(でもないのか…)に暮らしている、その日常生活をコメディにし、本人がラリー・デイビッドを演じています。

これが、『フレンズ』や『サインフェルド』とは一味違った、意地の悪いおかしさというか、大人のSitcomというか。

大人の生活で発生する、居心地の悪い場面や、きまりの悪い状況を、そこで我慢したり妥協したりせずに、押し進めてみるとこうなる!!というのが、笑えるコメディなのです。

うーん、うまく説明できません。「わっはっは」という笑いではなく、「うひゃー」と、身を縮こまらせてしまう笑い。

で、『サインフェルド』のように、3つぐらい同時進行する別々のストーリー・ラインが、最後には、うまく一つにまとまっていきます。こういうスタイル、(ちゃんと一つにまとまるということに)快感を覚えてしまいます。

Curb Your Enthusiasm 公式サイト

訂正
「Curb…」は、「スタジオに観客を入れて収録」という設定ではないので、Sitcomとはいえないようです。ただのコメディです。ごめんなさい!
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by Erika_Akane | 2004-06-21 21:40 | 雑感