昨夜見た映画、今日読んだ本のレビュー。


by Erika_Akane
イーベイ・ジャパンって、一体どうして消えてしまったのでしょう??イーベイが消えちゃった国って、珍しいほうなのではないでしょうか。(全然よく分かりませんが)

イーベイ・ジャパンが出来たのも消えたのも、わたしが日本を出た後のようなので、さっぱり分かりません…。
[PR]
# by Erika_Akane | 2005-01-14 03:30 | 雑感
テキサスの石油関係事業による資産家(父からの遺産)であったハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)は、ハリウッドに乗り出し、前代未聞の制作費をかけて『ヘルズ・エンジェルズ』という映画を撮る。ハンサムで大金持ちのハワードは、キャサリン・ヘップバーン(ケイト・ブランシェット)をはじめとするハリウッドの女優たちと華やかな交際を展開。飛行機を愛するハワードは、やがて航空産業へも手をのばす……。

オスカーの声が高い一方で、ハワード・ヒューズをアメリカン・ヒーロー化しすぎている、という批判もある話題のAviatorを見てきました。

後に隠者となって死んだヒューズの精神的な危うさがかなり出ていて、そんなにヒーロー化しているとは思いませんでした。「汚い」と思ってしまったものには触れないとか、食べられないとか、引きこもりになっちゃうとか、特定の言葉を繰り返さずにはいられなくなるとか、「こりゃあ、やばいよね~」と思う一方で、感覚的には同感できる部分が結構あります。また、「この人狂人!」と思いつつも、最後の大飛行機を飛ばすところでは、応援せずにはいられなくなってしまうのでした。

個人的には、とっても楽しめました!昔のハリウッドの様子、ロマンス、飛行機!、仕事、狂気、産業界の競争など、誰でも何か楽しめるものが入っているのではないかと思います。(3時間ですもの)

ケイト・ブランシェットのキャサリン・ヘップバーンは、顔は全然似ていないのに、声や話し方(『フレンズ』のフィービーがキャサリン・ヘップバーンの物まねをしているのを思い出して笑っちゃいましたが)や態度が、とてもよく似ていました。

Aviator 公式サイト

Aviator imdb.com
[PR]
# by Erika_Akane | 2005-01-12 02:07 | 映画(映画館)
昔風のやり方のオーナー(アレック・ボールドウィン)のカジノで、「クーラー」として働く、疫病神のような不運男バーニー(ウィリアム・H・マーシー)。しかし、カクテル・ウェイトレスのナタリーと愛し合うようになった時、彼の不運を呼ぶ力に異変が起こる……。

クーラーというのは、勝ち続けているプレーヤーがいるテーブルへ行って、その勝ち運を止めるというカジノの特殊な職業。映画の中では、わーっと湧いているテーブルのところへバーニーが行くと、勝ち運がたちまち負け運に変わって、「あーあ」とテーブルが沈みます。本当にそういう職業があったのかどうか分かりませんが、何となく「そういうのって、ありそうだよな~」と思えるお仕事。

映画館でみた予告編とビデオの箱のプロットラインから、コメディと勘違いしていましたが、かなりヘビーです。バーニーの徹底したLoserぶりを見ているだけでも落ち込むのに、バーニーと恋に落ちるナタリーも、不幸な過去を背負う女。さらに、アレック・ボールドウィンが演じるオーナーの残酷さがほんとに恐ろしい!

笑える部分もあるし、結末は『リービング・ラスベガス』より、ずっと救いがありますが、それでも途中、息がつまりそうに不幸でバイオレントなのでした。

The Cooler 公式サイト

The Cooler imdb.com
[PR]
# by Erika_Akane | 2005-01-08 01:50 | 映画(ビデオ・DVD)

Runaway by Alice Munro

結婚生活に疲れ、ふとしたことから家出を企てた若い女性を描いたRunawayをはじめ、カナダの(やや)田舎、やや昔を舞台にした8つの短編集。

↑無茶苦茶なまとめでごめんなさい!(短編の粗筋まとめって難しくない?)

この短編集は圧巻です。どの物語も淡々としていながら、最後にはものすごく暗いというか重いものが感じられます。Runawayなんて、最後のところで「うおう、やられた!」と呆然としてしまいました。別にトリッキーなストーリー展開なのではなく――はじまりは地方在住主婦地味地味真っ当短編みたいだったのに、この異様な暗さは何?!という衝撃です。ファンになりそう。

Alice Munroは短編の名手として名高く(カナダのチェーホフとかいわれている)、カナダでは文壇の大御所です。カナダでちょっと本を読む人なら、まず間違いなくAlice Munroの名前は知っているというところ。様々な賞も獲っています。

ところが、インターネットでちょっと探したところでは、日本では『木星の月』くらいしか翻訳が出ていないようです。そんなのってありなのか…とびっくりしました。(といいつつ、わたしも、Alice Munroをちゃんと読んだのはこれが初めてだったのだけど)地味すぎるのでしょうか?風土がにじみ出ていすぎるのでしょうか?

Runaway  amazon.com
[PR]
# by Erika_Akane | 2005-01-06 04:54 | 洋書
宅配便フェデックスの社員として世界を飛び回り、精力的に働くチャック(トム・ハンクス)には、たぶん結婚するであろう恋人ケリー(ヘレン・ハント)がいた。クリスマスにも会社のジェット機に乗って、忙しく働くチャックであったが、飛行機は南洋で墜落する。ただ一人生き残ったチャックは、孤島に漂着する……。

墜落の場面は、かなりの迫力。これって、飛行機の中では上映できないですねえ。(機内で上映しているの、ご覧になった方いますか?)

以下、ちょっとネタバレ。


孤島での生活は、まあこんなものだろうという感じですが、ここでユニークなのがバレーボールの相棒ウィルソン。顔を描いたバレーバールを相手に口論したり、命がけでウィルソンを助けに行ったりするチャックは、客観的に見ると相当やばい人。(ストリート・カーでこういう人が隣に座ると困惑ですねえ…)でも、映画の中では完全に引き込まれて、2人の別れの場面ではついつい涙ぐんだりしてしまうのでした。

4年後、何とか孤島を脱出して、奇跡の帰還を遂げたチャック。しかし、愛しのケリーはすでに他人の妻だった!というのも、まあこんなものだろうと思うのですが、それにしても、彼女はチャックからの婚約指輪をどうしたんでしょう?子供までいるというのは、少し早すぎないか……。
Cast Away imdb.com
[PR]
# by Erika_Akane | 2005-01-04 12:30 | 映画(TV)
今年もよろしくお願いします。

といいつつ、「新年」という感覚が全くありません。

チャイニーズ・ニュー・イヤー(もうちょっと後)は、トロントあたりでは、結構大イベントとして祝われているのですが…。「正月」は、唯一、わたしにとって、ホームシックに似た感情を呼び起こされる時のような気がします。
[PR]
# by Erika_Akane | 2005-01-02 05:24 | 雑感
恋人も、特に親しい友達もいないクロエは、休暇に出かけるにあたり、愛猫のグリグリを猫好きの独居老婦人マダム・ルネに預かってもらう。ところが、休暇から帰るとグリグリは姿を消していた。マダム・ルネのネットワークに助けられながら、クロエは猫を探し出そうとする……。

原題はChacun cherche son chat。フランス語、英語字幕。

とっても淡々とした映画で、こてこての『オペラ座の怪人』と比べると、ワカメの酢の物みたいな感じです。どちらも一応パリが舞台なんだけど。

クロエが、頑張ってやる気を出してバーに行った夜の災難ぶりが、いかにもありそう!!なのでした。ゲイの同居人に、「どうして、わたしはこんなに一人ぼっちなのかしら?」と問いかけるところでは、思わず涙。

これ、「犬が行方不明」だと、全然違うことになりそうですねえ。そもそも、犬を飼っている人々は、犬を通じて近所の人々とすでに親しくなっていませんか?(小犬をナンパの道具にする男性も多し!)猫を飼う人々は、その辺の温度がちょっと違うような気がしますが(わたしも猫派です。犬も好きだけど)、そうした微妙さがよく出ていたように思います。

When the Cat's Away 公式サイト

When the Cat's Away imdb.com
[PR]
# by Erika_Akane | 2004-12-30 03:44 | 映画(ビデオ・DVD)

勝手にクリスマス休暇

にしてました。毎日見ていてくださったかた、本当にごめんなさい!

休暇中、グレイハウンド・バスの中で上映された映画を二本見たのですが、ほとんど音が聞き取れない状態だったし、あれこれと気が散っていたので、感想はパスします。

”White chicks”と”The Day After Tomorrow”。

”Day After Tomorrow"の必殺「Deep Freeze Wave」(勝手に命名)には驚きました。寒さから逃げるのって大変っていうか、あんなのあり??

グレイハウンド・バスって初めて乗りました!予想したほどもの哀しく(勝手にもの哀しい、寂しいイメージを思い浮かべていました)はなかったです。
[PR]
# by Erika_Akane | 2004-12-29 10:45 | 雑感
1870年代パリ。オペラ座には、「怪人」と呼ばれる謎の存在についての噂があった。音楽的天才である怪人は、クリスティーヌという孤児を歌手として密かに訓練し、オペラの主役で歌うまでに育て上げる。しかし、クリスティーヌは青年ラウルと恋に落ち、彼女を愛してきた怪人は……。

舞台版ミュージカルの映画化(ミュージカルのまま)です。舞台版はかなり前にトロントで見たことがあります。忘れていたところが、ぐんぐん思い出されて、相当忠実に映画化!という気がしました。

舞台版に忠実に、tacky大炸裂みたいな部分もあるんですが、(白馬に乗って、クリスティーヌ救出に現れるラウル!墓石の上から飛びかかる怪人!傷を負うラウルはもちろん白いひらひらシャツを着用!!鮮血!辺りは雪!……などなどきりがないので止めます)もう、これはこれで、楽しまなきゃ損かも…。

告白しておかなければなりませんが、わたしはこの「オペラ座の怪人」というキャラクターに魅了されております。大好きな想像上の人物の中の一人です。天才的でありながら、深いコンプレックスがあり、ほとんど狂人で、危険で、大きな劇場の舞台裏および暗く入り組んだ地下道に住んでいる……って、とーってもfascinating!!これって、文型版マッド・サイエンティストみたいなアーキタイプなんでしょうか?

というわけで、この映画がよかったのか、そうでもないのか、はっきりいって、よく分かりません。(舞台版にかなり近いことは確か。ただし、怪人の悲しい過去がクリアなあたり、ちょっと違うかも)できれば、全然違う演出とか解釈とかパロディを見てみたい気がします。

オペラ座の怪人 日本語公式サイト
The Phantom of the Opera 公式サイト
The Phantom of the Opera imdb.com
[PR]
# by Erika_Akane | 2004-12-22 02:38 | 映画(映画館)

So This Is Love by Gilbert Reid

民族間の抗争が続くボスニア。重傷を負ったイスラム教徒の兵士と、盲目の若いセルビア人女性が、物資不足の病院の片隅で一緒になる……Pavilion 24の他、イタリア、パリ、カナダなど、様々な地を舞台にした、様々な「愛」を考える8つの短編。

Pavilion 24、Soon We Will Be Blind(オンタリオ州の農場における、語り手の少女時代に起きた暴行未遂事件の回想)、Hey, Mister!(戦争カメラマンの体験)、The Road Out of Town(育った町を訪れた語り手が、少年時代に起きた不幸な少女の失踪を回想)が、よかったです。Pavilion 24は特に迫力と悲しさ、絶望感満点!これだけ変化にとんだ舞台設定が出来るのってすごいですねえ。

それにしても、映画・ラジオ・TVのプロデューサーで、外交官(?)としてロンドンやローマで働いたことがあり、経済学者(?)としてパリで働き、シシリーでは大学講師をし、様々な映画祭の審査員もしてきた……という、すさまじくマルチ・タレントな作者Gilbert Reidの経歴って、一体???

So This is Love 出版社のサイト
[PR]
# by Erika_Akane | 2004-12-20 11:26 | 洋書