禁煙十字軍
2004年 02月 11日
ヨーロッパでは、煙草吸い放題というイメージがあったのですが、やっぱり禁煙の波は押し寄せているようですね。
北米では、それはもう鬼のように喫煙者をいたぶっています。マイナス30度でも、煙草吸いは戸外へ出されて、震えながら一服しています。
一番すごいのが、「わたしは自分では一度も吸ったことがないのに、夫が喫煙者だったために、今、肺ガンで死にかかっている」というタイプのコマーシャル。白黒画面の中で、老婦人が一人語りをし、ダダーンという暗い音楽で終わります。わたしが喫煙者だったら、ちょっと耐えられないなと思います。
煙草吸いは、医療費を食う可能性が高いために、政府も必死なようです。(しかし、ポーランドの煙草会社は「年金生活者たちが煙草を吸えば、すぐ死んで政府の負担を少なくする」という主張をしたとか)
ところで、最近言われているのが「肥満は第二のタバコ」。肥満もまた、医療費のかかるコンディションです。目の敵にされ始めたファストフード会社一同は、ヒヤヒヤしているに違いありません。
by Erika_Akane
| 2004-02-11 23:17
| 雑感