昨夜見た映画、今日読んだ本のレビュー。


by Erika_Akane

Mulholland Dr. (2001)   邦題 マルホランド・ドライブ

オンタリオ州からハリウッドにやってきた、女優志望のベティ(ナオミ・ワッツ)は、旅行中である伯母ルースの家に滞在する。ところが、誰もいないはずのルースの部屋の中には、リタと名乗るミステリアスな女性が隠れていた。交通事故に遭った後、記憶喪失になったというリタは、大量の現金と青い鍵を持っていた……。(これは、いろいろ入り組んでいる筋の中の一つのラインに過ぎません)

ネタバレというか何というか…何も知りたくない人は以下注意。

土曜日の夜に、CBCでやっていたのを見た後、まだ立ち直れません。3分の2ぐらいまで快調に見ていた後、(何を隠そう、デイビッド・リンチファンです)いきなり背負い投げをくらい、後はもう、何が何だか分らなくなりながらも、最後まで引き込まれて見てしまいました。

べティが、青い鍵を青い箱の鍵穴に差し込んだところ――あそこから、後がわかりません!!

無垢の存在(金髪で、ナイスなカナディアン・ガールのベティ)が、邪悪とビョ―キと混沌の世界に、引き込まれていっちゃう……普通に見える世界の表層の下には、恐るべき世界が(ほんとにすぐそこに)存在している、という構図はあると思うんですが。それだって、よく分かりません。

あの鍵と箱は、二つの世界が本格的に交錯・逆転する接点っていうこと?

煙がもくもく出てきたり、変てこなことが起きたり(エスプレッソを吐き出すおじさん!あれ何ですか?食堂の裏の、とっても恐い顔の人!、コナン・オブライエンみたいな顔のカウボーイ!どうやって消えたの?不思議な劇場は何?)すると、茶々を入れてしまうのですが、全体的に、何とも言えず恐くて、不気味で、意味深で……

見ているうちに、どうしてもムスク系香水が嗅ぎたくなって、手首にスプレーしてきて、フンフン嗅ぎながら見てしまいました。

こういうわけの分らなさって、ものすごく好きです。

そんなの全然つまらん、という人でも、金髪ベティと黒髪リタのレズビアン・シーンは楽しめるのではないでしょうか。(ベティのリアルなマスターベーション・シーンもあります)
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by Erika_Akane | 2004-06-14 22:33 | 映画(TV)